はじめまして。あるいは、こんにちは、こんばんは。どの時間帯にこの記事を読んでいるのか分かりませんが、私は今、午前2時の会社のデスクでこれを書いています。もちろん、明日(というか今日)の朝も定時出社。そんな生活にどっぷり浸かった、ブラック企業勤務・独身サラリーマンです。
年齢は30代半ば。都内在住、職場は某中小企業の営業部門。肩書きは一応「主任」ですが、実態は何でも屋。営業、事務、雑用、後輩指導、クレーム処理、上司の飲み会予約、果ては社内イベントの司会進行まで。正直、何のために存在しているのか分からなくなる日々です。

なぜブラック企業に?
「自分には何も特別なスキルがない」と思いながら大学を卒業し、就職氷河期の名残もあり、とにかく内定が出た企業に飛びつきました。それが今の会社。面接では「やる気があれば成長できる環境です」と言われ、入社初日から深夜3時まで働かされるとは夢にも思わなかった。いや、正直うすうす気づいてはいたんです。でも、「最初はどこもキツいんだろう」と自分に言い聞かせて、気がつけば10年以上。
土日は一応「休み」とされていますが、携帯には上司からのLINE、部下からのトラブル報告、顧客からの「至急お願いします」がひっきりなしに届きます。気を抜いて昼まで寝ようものなら、午後には「連絡が取れなかった」ことを咎められます。結局、布団の中でスマホ片手に謝罪文を作成し、土曜日がいつの間にか平日と化している。日曜はそのダメージを引きずって寝て終わり。
こんな生活、普通におかしい。でも、抜け出す勇気も、スキルもない。だから今日も「はい、大丈夫です!」と笑顔で返事をし、心では涙を流しています。
独身の理由?
ご想像の通り、こんな生活をしているとプライベートなんてあってないようなものです。学生時代の友人たちは結婚し、子どもが生まれ、家を買い、SNSに幸せな日常をアップしています。一方私は、深夜のコンビニ飯と缶チューハイが夕食。帰宅後の癒しは、YouTubeで見るペット動画と、Amazonプライムで途中まで寝落ちするドラマ。
かつて数回は交際をしたこともありました。しかし、「なんでそんなに仕事優先なの?」「私より会社が大事なんだね」と言われ続け、やがて自然消滅。今ではLINEのやり取りをする女性もいません。強いて言うなら、会社の受付にいるAIチャットボットが一番の会話相手かもしれません。
でもね、そんな私にも夢はあるんです。いつか、定時で帰って、駅前のスーパーで買った新鮮な野菜で料理をして、録画しておいたドラマを見ながらゆっくり晩酌する。そんな平凡な幸せが、今は何よりも遠い。
それでも辞めない理由
ここまで読んで、「じゃあ転職すればいいじゃん」と思われるでしょう。ごもっともです。でも、現実はそう簡単じゃないんです。年齢、スキル、業界経験、そして何より「もう失敗したくない」という恐怖。
この会社に長くいれば、それなりに評価され、それなりに「使える人材」として頼られるようになります。悪く言えば“沼”。良く言えば“居場所”。新しい環境に飛び込むより、今の地獄に慣れる方が楽。そんな思考に縛られ、気がつけばまた一日が終わっていく。
でも、最近思うんです。このままで本当にいいのか?と。誰にも必要とされず、誰とも深く関わらず、ただ「業務をこなす人間」として消耗していくだけの人生で、本当にいいのか?と。
だから、せめてこうして文章にしてみることにしました。誰かに届くかもしれないし、ただの自己満足かもしれない。でも、今この瞬間、こうして言葉にしてみることで、少しだけ「生きている」実感が湧くんです。
最後に
ブラック企業に勤めていると、自分の存在価値すら分からなくなる時があります。でも、同じような境遇の人がどこかにいて、「自分だけじゃない」と思えることが、時には支えになります。
もしこの記事を読んで、少しでも共感してくれたなら、それだけで十分です。そして、もしあなたが今、仕事に疲れ、孤独を感じているなら、一言だけ伝えたい。
「お疲れさま。今日も、生き延びたね。」